平成26年8月23日（土）、本学60周年記念館2階セミナー室にて、KITサイエンスガール1日体験講座「リケジョの扉―新たな世界を拓く夏」を開催しました。
　この講座は、本学「地（知）の拠点整備事業」地域貢献加速化プロジェクトの一環として、本学女性教員とＫＩＴ男女共同参画推進センターが連携して実施したものです。
　関西地区を中心に6府県18名の女子中高生を対象に、本学女子大学院生が講師となり、本学の特徴を生かしたサイエンスとデザインの体験講座を実施しました。
　まず、女性教員４名に女子大学院生がインタビュー形式で、理系に進んだきっかけや中学・高校時代の話を伺いました。

教員インタビュー

体験講座  実験の説明

　次に体験講座・午前の部では、電子の光通信実験と化学のオリジナルコスメ実験を、体験講座・午後の部では、造形のミニチュア製作を行いました。
　この３つの実験は、女子大学院生が企画したもので「クラスの人気者の彼に告白する権利を得る」ストーリー仕立てのミッションとなっています。受講者はチームで協力しながら、サイエンスとデザインの実験で女子力を高め、リケジョ好きの彼に告白できたチームに待っていたのは、意外な結末でした！
　続いてのリケジョトークでは、大学での研究や就職先、入試対策などについて、本音トークがにぎやかに展開されました。最後に、女子大学院生から参加した女子中高生へメッセージをいただき、体験講座は終了しました。
　女性教員、女子学生、女子中高生が楽しくふれあい、学び、理系のワクワク感を味わった、まさしくリケジョ達の夏の貴重な一日となりました。　
　アンケートでは、受講者の89％が「かなり良かった」、11％が「良かった」と回答し、受講者の高い満足が感じ取れました。　受講者からは、「光通信の実験で音楽が光にかわるのにおどろきました。」、「いろんな分野の体験ができて楽しかったです。」、「工繊大について知ることができて良かったです。また参加したい。」、「頑張ってまた大学生として来たい。」、「すごく楽しかったです。本当に来てよかったです。」など多数の感想が寄せられました。
　また、平成26年8月24日（日）京都新聞の朝刊に、この講座が紹介されました。

電子の光通信実験	化学のオリジナルコスメ実験
造形のミニチュア製作	造形製作の発表
女子学生からのメッセージ

＜KITサイエンスガール1日体験講座 アンケート結果＞　

受講者のみなさまに、アンケートにご協力いただきました。
アンケート回収率は100％でした。
 

１．あなたの年齢	２．あなたの学年
３．あなたの住まい	４．本日の体験講座をどのようにしてお知りになり　　　　    ましたか。(主なもの1つ）
５．本日の体験講座に参加された動機・理由に     ついて（主なもの1つ）	６．本日の体験講座全体について
７．特に興味関心をもった内容はどれですか？（複数回答可）