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KIT男女共同参画推進センター第13回セミナー「理系のキャリアデザイン2019―かわりゆく仕事、働き方―」を開催しました。

 令和元年11月13日(水)午後、本学60周年記念館2階大セミナー室にて、KIT男女共同参画推進センター第13回セミナー「理系のキャリアデザイン2019―かわりゆく仕事、働き方―」を開催しました。
 
 KIT男女共同参画推進センター長・大柴小枝子教授の開会挨拶に続き、ダイキン工業株式会社テクノロジー・イノベーションセンターの小泉美子様に、「研究職社員のまま起業に挑戦―会社にも自分にも新しいこと―」と題して、ご講演いただきました。
 これまでの研究分野や転職の経緯、きっかけなどをお話いただき、現在所属のダイキン工業株式会社での社員のまま外部の起業プロジェクトに挑戦する新しい働き方をご紹介いただきました。人生のターニングポイントでの選択、判断、研究への姿勢は、これから社会にでる学生にとって、大変刺激になるお話でした。
 
 続いて、「こだわる安全性・こだわりすぎない働き方」と題して、本学卒業生で建築設計事務所代表をされている一級建築士の桑島由美子様に、ご講演いただきました。
 結婚、配偶者の転勤、子育てとの両立の中で、複数の建築事務所勤務を経て、経験を深め、事務所を設立され、構造設計の分野で、材料・規模・形状に関わらず対応するように心がける「こだわりすぎない働き方」は、女性が結婚しても仕事を続けていくひとつの形をご提示いただきました。
 
 かわりゆく社会、システム、環境の中で、それぞれの価値観や生き方を大切にしながら、新しい分野への挑戦、選択肢を広げる働き方、多様な働き方について考えるまたとない機会となりました。
 
 参加者アンケートでは、「大変参考になった」と「参考になった」があわせて83.3%を占めました。「様々な女性の働き方をきくことができて、とても興味深かった。」、「自分がこれから社会人になるときのビジョンを考えるのに役立てたいと思いました。」、「成功体験だけではなく、失敗、挫折の話に共感しました。」などの感想が寄せられ、参加者にとって大変有意義な時間となりました。

開会挨拶:大柴センター長
 

講師:小泉 美子 様


講師:桑島 由美子 様


第13回セミナーの様子

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